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December 2, 2019

院長より

2019年もあと1か月になりました。皆様の体調は如何でしょうか?


今年はインフルエンザ流行宣言が11月初旬には出され、小学校での学級閉鎖が市内全域に広がっていたので、とても心配でしたが、思いのほか成人には大きな広がりは見せていませんでした。ただし、ほっとしていたのも束の間、11月下旬から徐々にインフルエンザAの患者様がクリニックに受診されるようになっています。手洗い、うがいを今一度見直していただければと思います。

一方、今年は、めっぽう熱が高くなる風邪が目立っているようにも感じます。インフルエンザ以外のウイルス感染と思われます。
患者さんも私も、その症状からインフルエンザで間違いなし!!と思うような38から39度を超える発熱の方でも、お鼻のインフルエンザチェックでは陰性なんです。もちろん、発熱からの時間経過が短かくて検査で引っかからないケースや、またインフルエンザチェックの信ぴょう性は90%くらいであることから残りの10%はインフルエンザと見破れないと考えられるので、検査をすり抜けたインフルエンザ患者さんがおられる可能性があります。

しかし、それにしても高熱でインフルエンザと診断できない方々が、例年より多いです。その方々の症状で特徴的なのは、のどの痛みが発熱より早く出ることです。のどが痛くなって次の日に熱が出た方は、インフルエンザチェックでインフルエンザではないと判定することが多いと感じます。

つまり、今はインフルエンザウイルスと、それ以外の風邪を起こすウイルスの2種類の感染が広がっているのではと予想しています。
繰り返しになりますが、いずれも手洗い、人込みでのマスク着用、うがいでの予防が有効ですので、ぜひこれらの励行をお願いいたします。




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