9月を迎えました。北海道の猛暑もピークを過ぎ、秋を感じる季節になりました。本来は食欲の秋であり、実り多い季節です。
しかしながら、今は、コロナウイルス感染症が猛威をふるい続けており、すでに手が付けられない状況になってしまいました。
皆様の自粛生活も限界に来ていると思いますが、その一方で自宅療養中に亡くなられる方が多く報道されるようになりました。
現在その対策の必要性が叫ばれるようになっていますが、これこそがまさしく、医療崩壊の姿だと思います。
残念ながら、病院での高度医療は、崩壊寸前ではなく、すでに崩壊してしまったのだと思います。
医療サービスが患者様のニーズに応えられない状況にあります。
自宅療養される方への医療の介入方法が改善されていきますが、圧倒的な数の患者さんの前では対策には限界があります。
皆様には、是非是非、ご自身の感染対策の強化と見直しをお願いいたします。
ご自身の身はご自身で守っていかなければならない状況にあると言わざるを得ません。
同じことを何度も記載いたしますが、手洗い、うがいの頻度を増やし、きちんとしたマスクの着用(鼻を外に出してはいけません。)と同時に、感染に負けない様に過労を避けていただければと思います。
当クリニックは、ビジネスビルの真っ只中にあるという立地条件から、コロナウイルス感染、あるいはその疑いのある方の診療が出来ません。
当ビルで働いておられる1500人余りの方々の命を危険に、さらせないからです。
体調不良があり、発熱がある場合は、まず札幌市保健所の救急安心センター(#7119)にご連絡の上、その後に当クリニックにお電話で受診のご相談をお願いいたします。
何とか、この苦しい状況から離脱できる日が来ることを願っています。