夏も過ぎ、すっかり秋めいてまいりました。
6-8月までは喉を痛め、咳が長引く風邪で苦しむ方が多かったですが、9月には何とか、この風邪の勢いは和らいでほしいものです。


当クリニックでは、患者様の体調管理のお手伝いを常日頃から心がけていますが、一方で最新の画像強調の内視鏡システムを導入し、大腸、食道、胃の癌を早期に発見すべく、検査を積極的に行っています。
開業後1年経た時点で、食道癌、胃癌の方が複数名いらっしゃいましたが、本当に幸いなことに、ごく浅い、早期の段階で癌を見つけることができました。
斗南病院にて、ある方は腹腔鏡という小さな穴を開けるだけの手術で胃を取り出して完治しましたし、食道癌の方も食道を切断することなく、内視鏡で処置を受けていただける段階でした。

早期の癌の方々に共通するのは、必ずしも癌に特有の症状があるわけではないという点です。
食道、胃、大腸の癌がご心配な方は一度受診していただき、検査につきご相談ください。

私自身も、8月15日にお休みをいただいて、食道、胃、大腸の検査を受けてきました。日本では大腸癌が増えてきていて、まだまだ胃癌になる方も多くいらっしゃいます。

2人に1人が癌になる時代です。
癌になるとしても、早期発見して早期治療してしまいましょう。