暖かい季節になりました。
長いゴールデンウィークの後に、生活リズムが変わったせいなのか、かなり風邪を引いて来院される方が5月には多かったです。
病原菌はわかりませんが、急性胃腸炎の症状で受診される方も増えていました。
6月に入り、お天気が良くなるので、風邪や急性胃腸炎の方が減っていってほしいと期待しています。
ただ、この春になってから、普通の体調不良だろうとお考えで来院された方の中に、胃癌、大腸癌が隠れていたケースがありました。症状が長引いたり、いつもと違うなと感じられるようでしたら、一度、ご相談ください。
なお、3月には胃癌、4月には逆流性食道炎、5月には大腸癌の解説もホームページ上に載せていますので、是非ご参考になさってください。今月は、脂肪肝につきまして簡単な解説を載せますので、併せてご覧ください。
北海道はそれほどでないのですが、東京、大阪、福岡などで風しんが流行しています。
風しんは、幼少期より成人した後のほうが症状が強く、つらい病気です。
また、感染に気付かずにいると、周囲に万が一妊婦さんがおられた時、赤ちゃんに奇形を生じる場合があって、社会的に問題になります。
昭和47年から昭和54年までにお生まれの男性に風しんへの抵抗力を有しているかを測る抗体検査を無料で受けられ、抗体を持っていない場合はワクチンまでも無料で受けられるクーポンが郵送されています。
是非、ご自身の安全のために、クーポンを持参して医療機関にお越しいただき、まず抗体検査の採血を無料ですから受けていただきたいと思います。